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とび職の仕事はきつい?

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とび職は、建設現場のなかでも体力や集中力が求められる仕事です。「危なそう」「きつそう」というイメージを持たれがちですが、実際はどうなのでしょうか。

こちらでは、とび職の「きつい」と言われる理由について紹介します。

とび職が「きつい」と言われる理由

常に危険と隣り合わせの仕事

とび職は、建設現場のなかでも特に「危険」と隣り合わせの仕事です。高所からの転落や、工具・資材の落下によるケガなど、ひとつ間違えば重大な事故につながる可能性もあります。

もちろん現場では、さまざまな安全対策が講じられていますが、どんなに対策をしても危険をゼロにすることはできません。だからこそ、作業中は常に周囲に気を配り、細心の注意を払いながら作業することが求められます。

高所での作業には、精神的なプレッシャーもある

とび職の仕事は、高所での作業が日常です。

ビルの骨組みや足場の上など、地上数十メートルの高さで作業をすることもあります。ヘルメットや安全帯など装備は万全でも、「もし落ちたら…」という不安が頭をよぎることはあります。

同じ高さでの作業を毎日こなすうちに、少しずつ体も心も慣れていきますが、最初のうちは精神的なプレッシャーがきつく感じてしまうかもしれません。

力仕事が多く、体力が求められる

とび職は、力仕事が中心となる体力勝負の仕事です。

足場を組みながら上下を移動したり、重い部材を運んだりする作業が多く、なかには10kgを超える鉄製の足場材を、高所にいる先輩に向かって持ち上げるといった場面もあります。

こうした作業が1日中続くと、最初のうちは筋肉痛になったり、体にこたえることもあるでしょう。

ただ、作業のやり方や力の入れ方にはコツがあり、慣れてくると無理のない動きができるようになります。続けていくうちに体力もつき、自然と体への負担も軽くなっていきます。

屋外作業ならではの「暑さ」「寒さ」がこたえる

とび職は基本的に屋外での仕事が中心です。そのため、季節ごとの天候や気温の影響を強く受けます。

夏は直射日光の下で汗をかきながら作業を行うため、熱中症に注意が必要です。冬は冷たい風にさらされながらの作業になり、手足がかじかんで動きにくくなることもあります。特に高所は地上よりも風が強く、寒さがより厳しく感じられます。

空調服や防寒具などの対策はとられていても、完全に快適に過ごせるわけではありません。気候に左右される厳しさは、この仕事ならではの大変さといえます。

天候の影響を受けやすい

屋外で作業する以上、とび職は天候に大きく左右されます。

雨の日は足場が滑りやすくなり、視界も悪くなるため、より慎重な作業が求められます。大雨のときは作業が中止になることもありますが、小雨程度であればそのまま作業を続けることもあります。

傘をさすわけにはいかないので、カッパを着て作業をしますが、隙間から雨が入り込んで体が濡れてしまうことも。濡れたまま作業を続けると、体力が奪われたり、冷えて体調を崩してしまうこともあります。

ピリピリした雰囲気の現場が多い

とび職の現場では、常に緊張感を持って仕事に向き合っています。高所作業や重量物の取り扱いなど、小さなミスが命に関わることもあるからです。そのため、現場の空気がピリッと張り詰めることも珍しくありません。

新人のうちは、動き方や仕事の進め方を厳しく指導される場面もあるでしょう。ミスをすれば大きな声で注意されることもありますし、言い方がきつく感じられることもあるかもしれません。先輩や親方との上下関係がはっきりしているのも、職人の世界ではよくあることです。

こうした厳しさに気持ちが追いつかず、途中で辞めてしまう人もいます。とはいえ、その厳しさの裏には「命を守るため」「現場全体の安全を守るため」という理由があることも、知っておきたいポイントです。

でも、とび職の仕事はきついだけじゃない

「とび職=危険で大変そう」というイメージを持っている人も多いかもしれません。たしかに、体力や集中力が求められる仕事ではありますが、実際には働く会社や現場によって、環境や雰囲気は大きく変わってきます。

最近では、作業員の健康を守るための取り組みも増えていて、こまめな休憩や熱中症対策、空調服の導入なども当たり前になりつつあります。また、新人にいきなり無理な作業をさせるような現場は基本的に少なく、段階的に仕事を覚えていけるようなサポート体制を整えている会社もたくさんあります。

そして、とび職の現場は「一人で黙々と」よりも、「仲間と連携しながら」進める仕事が中心です。声をかけ合って安全を確認しながら作業を進めたり、互いに助け合ったりと、チームワークがとても重要になります。年齢や経験に関係なく、自然と仲間意識が生まれるのもこの仕事の魅力です。