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調理師の平均的な収入について、さまざまな角度から分析した結果をまとめています。
331万円(月収25万円)
331万円(月収21万円)
ガテン系のほかの仕事と比較すると、年収は低めです。専門的な技術や経験が必要ではありますが、そのわりには収入はついてきません。
技術がなくてもできる調理師の仕事もあるので、それを考慮すれば収入が少ないのも仕方ないかもしれません。
年収傾向として、年代を問わず収入は低いです。30代のうちは月収平均が20万円にも届かず、40歳を超えてようやく20万円台。
ガテン系の仕事とは言え、かなり低収入だと言わざるを得ません。ピークは50代で、年収400万弱を狙うことも可能ではあります。
60歳を超えると、仕事はあってもかんたんな仕事になりがちなのか、収入はかなりさがります。管理職などのポジションにつければ、60歳を超えても年収400万円弱は可能です。
東京は400万円を超えていますが、ほかの道府県においてはそれほど変わりません。
どこも300万円台前半で、大阪などの大都市圏だけ少し高い、といったところです。もともと賃金の安い九州や東北の県では年収が平均で300万を切るところもあります。
東京と、いちばん年収の低い沖縄では200万円ほどの大きな開きがあります。単純に高収入を目指すのでしたら、東京などの大都市圏の方が適しているといっていいでしょう。
調理師は、見習いのうちはかなり給料が安いです。店によっては、月給が10万円を切ることさえあるようです。しかも、一人前の調理師になるには時間がかかります。その間ずっと辛抱するのはなかなか大変です。
ただし、一流のレストランや料亭、ホテルなどで働くようになれば、年収1000万円も夢ではなくなります。
調理師という仕事は夢があります。そのかわり修行は大変です。場合によっては資格を取ることも必要になります。どの仕事もそういえますが、一所懸命取り組めば、年収はきっとついてくるでしょう。