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土木・建設作業員が覚えておくべき用語とは?

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土木・建設用語を覚えておくメリット

土木・建設用語とは、土木・建設の現場のみで通用する専門用語のことです。現場にこれまでかかわりが無かった人にとって、最初にぶつかるのが用語の壁でしょう。

現場ではさまざまな土木・建設用語が使用されており、未経験者には分からないものも多いです。逆に用語を知っておけばすぐに目的の道具や作業内容を理解できます。仕事がスムーズになるでしょう。

新人が現場で用語に困った事例

先輩が言っている場所

土木・建設現場では、よく待ち合わせすることがあります。しかし、先輩が言っている場所が分からないと待ち合わせ場所までたどり着けません。

例えば「キャットウォークで待っていて」と言われるとします。キャットウォークとは、高い場所に設置する作業通路のこと。言葉の意味を知っていればすんなりたどり着くことができますが、知らなければどこに行けばいいか分からず、なかなかたどり着けない可能性が高いです。

持ってきて欲しい道具

新人のころは「〇〇を持ってきて」と頼まれる機会も多いです。土木業界は特殊な道具が多く、どれも馴染みがない名前が付いていて混乱するケースが考えられます。

用語を理解していないと何を持って行けば良いか分かりません。なかなか道具を持ってくることができなければ作業が遅れてしまうことも。迷惑をかけてしまうため、基本的な道具の名前は憶えておくのが良いでしょう。

土木・建設用語を学ぶためのポイント

実務・現場で役立つ図付きの用語集

土木・建設作業員が専門用語を理解していないと、いろいろな人に迷惑をかけてしまう可能性が高くなります。新人のころはメモを取って業務と並行して覚えましょう。専門の用語集も役立ちます。実務・現場で役立つ図付きの用語集を使用し、都度確認していきましょう。

用語集は、携帯が可能なポケットサイズがおすすめです。また新しい法律や工法などが掲載されている、できるだけ新しい版を購入すると良いでしょう。

分からないことは先輩に質問する

土木・建設用語は、現場の常識です。新人のうちは知らなくても当然ですが、経験を重ねるごとに分かっていて当然だと思われるので質問のタイミングを逃します。

経験を重ねた作業員が知らなければ、周囲の目は厳しいです。新人が分からないことは恥ずかしいことではありません。積極的に先輩に質問し、土木・建設用語を身に付けるようにしましょう。