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ネットや報道で見られるように、土木・建設作業員には本当にクズばかりなのか?、その理由や実情を解説します。
土木・建設作業員は、学歴や資格、年齢を問わず、簡単な面接で体ひとつで雇ってくれる会社も少なくないため、就職の壁、敷居が低いのは事実です。
質やガラの悪い人材が集まってくる確率が多いため、クズもいると言われることがあるのでしょう。
今や人材不足はどの業界でも言われていることであり、特に土木・建設業界は慢性的に人が足りない状況です。他の業界と比較すれば、職に就きやすいと言えます。
しかし、本当のクズなら土木・建設作業のきつい仕事が続くはずがありません。土木・建設の世界で立派に生き残って働いている人にクズはいません。
情報の根拠が曖昧で匿名性が強く、ネットの世界は言いたい放題です。
「土木・建設作業員」で検索すれば「エラそう」「態度最悪」「学歴がない」「ガラが悪い」「DQN」「ヤンキー」そしてクズなどの悪口が目立ちます。
しかし、これらはあくまでも一方的に創り上げられたイメージです。
報道でも土木・建設作業員が悪事を働いたなどと言われることがあります。でも、実際にその犯罪者が建設業に従事する本当の土木・建設作業員なのかは不明です。配管工、大工、とび、鉄筋工、解体工などをひとくくりにして「土木・建設作業員」と呼んでいることだって少なくありません。
ネットや報道が世間の土木・建設作業員に対するイメージを悪くしていることも覚えておいてほしいものです。
世間のイメージ操作で土木・建設作業員にクズがいるというイメージがつくられているだけでなく、実際に質の悪い人が業界に存在するのも事実ではあります。
ガタイが良くて強面の方が多いのは事実です。ただ、そういった方が全て荒っぽい言動であるかというと、そのようなことはありません。
そして、土木・建設業界全体として、本当に質の悪い人間は徐々に排除されつつもあります。言動は荒っぽいですが、仕事には厳しく、情に厚く後輩の面倒をよくみてくれる土木・建設作業員が数多くいることも忘れてほしくありません。
土木・建設作業員にがクズがいるという悪いイメージの理由は、慢性的な人材不足から生じる就職のしやすさ(学歴・経験不問など)やネットや報道によって創り上げられた勝手なイメージがほとんどです。
ただ、現場の作業員の敷居が低いので、実際に質やガラが悪く、問題ばかり起こしてクズ同然だと言われる土木・建設作業員がいることも事実ではあります。
しかし、本当のクズでしたらきつい仕事は続きませんので、徐々に業界から排除されます。今では、アットホームな雰囲気の現場がほとんどです。高収入かつ福利厚生が充実していて、他の職種よりもはるかに良い条件で働くことができる会社もありますので、ぜひチェックして下さい。