引っ越し屋は本当にキツイのか？

引っ越し屋の仕事＝「重いものを運ぶ」「キツい」イメージを持っている人は少なくないでしょう。ここでは、引っ越し屋の仕事をキツいと感じる3つの理由について、詳しく紹介します。

引っ越し屋が
キツイと言われる理由は？

【解説①】
体力が必要

引越の仕事で一番キツいと感じるのは、やはり体力面でしょう。大型の家具や家電など、重いものもすべて人力で運ばなくてはならないからです。単身の引越でしたらさほど荷物は多くはありませんが、家族世帯や事務所の引越ともなりますと、その荷物は大量です。

しかも、荷物は全て依頼主にとって大切なものですので、慎重に運ぶ必要があります。さらにキツいのは、エレベーターのない上層階への荷物の搬送作業です。階段を使って重い荷物を何往復もして運ぶため、作業の中でもひときわキツいと感じる人が多いでしょう。

夏の暑さ・冬の寒さに耐えながらの作業も、体力的に厳しいと感じる原因の一つです。

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【解説②】
クレームを付けられることも

引越し作業は依頼主と直接やり取りをするため、厳しいことを言われたり、クレームを言われる事も少なくありません。家具や家電の扱いが悪い、時間通りに仕事が終らないなど、クレームの内容はさまざまです。

特に、新築物件は要注意です。依頼主自身も非常に気にしているため、例え小さな傷でも、大問題に発展しかねません。

こうしたクレームにも、現場の作業員がその場で対応しなくてはならないため、人と接するのが苦手な人は、特に苦痛に感じることでしょう。

【解説③】
拘束時間が長い

引越し現場は、引越しがすべて完了するまで、帰宅することができません。繁忙期などには1日に何件も案件が入り、真夜中まで作業することも少なくありません。

作業が長引いた分は「残業代」として報酬が支払われるにしても、長時間の労働は疲れるし、集中力が途切れ、ミスやケガを引き起こす原因になってしまいます。

良心的な会社であれば、時間配分を上手に行ってくれますが、そうでない場合は、自分たちで注意しなくてはならなくなります。