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引っ越し屋の平均的な収入について、さまざまな角度から分析した結果をまとめています。
※記載している平均年収・月収のデータは、すべて2021年2月調査時点のものです。
※年収ラボには年収の記載はありませんでした。
370万円(月収24万円)
ガテン系の仕事の中では、比較的収入が高いのが引っ越し屋の特徴です。
一般的な企業に勤めるサラリーマンとそう大きくは変わりません。シーズンによって忙しさの波があり、それに応じて収入が上下することもありそうです。
20代〜30代の間は、月収の平均はそれほど大きくは変わりません。
稼いでる人は、30代ぐらいから300万円を超えてきて、40代後半以降は400万円台をキープしています。
20代前半と比べると、50代になる頃には100万円強ほど年収がアップすることになります。
それほどスキルなどが必要な仕事ではありませんが、長く働くうちに年収は上がっていきます。
ピークは50代ごろ。60代になって引っ越し屋の仕事をしている人は少ないためか、体力的な事情もあるのでしょう。年収はグッと下がります。
ただし400万円台をキープしているケースもあります。これは管理職などに就いている場合が想定されます。
東京と大阪だけが飛び抜けて高いほかは、ほぼ横並び。地方に行くほど年収は下がり、関西圏と関東圏がそれなりに高い様子です。
いちばん年収が低いのは沖縄と佐賀県・宮崎県次いで青森県となっています。賃金水準が低い県なので仕方がないということもあります。
沖縄や佐賀・宮崎なら福岡で、東北なら宮城(仙台)あたりで働くと年収は上がります。
引っ越し屋は、繁忙期になるとガッツリ稼げます。短時間でガツンと稼げるのが引っ越し屋の特徴です。
作業中はたしかに大変ですが、実は移動時間があったりして、拘束時間の間ずっと忙しいわけでもありません。体力があって、かつしっかり稼ぎたいと思うのでしたら、残業があって、かつ残業代がしっかりと払われる会社に入るのがいいでしょう。
あるいは、さらに収入を増やしたいと思うのでしたら、独立開業を目指すという手もあります。ただし、独立するとなると自由気ままな生活というわけにもいかなくなります。