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社員寮の原状回復は必要?

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家賃や時間の節約になる社員寮ですが、敷金礼金などの初期コストに加え、退去時の原状回復費用についてチェックしておく必要があります。社員寮の退去時に原状回復は必要かどうか、ルールやポイントを押さえておきましょう。

会社ごとのルールを確認しておこう

社員寮と言っても、大きく分けて2種類があります。1つは会社が保有している建物を社員寮としているケースで、もう1つは一般的な賃貸マンション・アパートを部分的に借り上げて寮としているケースです。会社が保有している建物であれば、敷金・礼金・仲介手数料といった問題はほぼ発生しないと考えて良いでしょう。ただし部分的に借り上げているだけの建物の場合、建物の大家さんに対して敷金・礼金・仲介手数料が発生する可能性があります。

単に社員寮と言っても、オーナーが会社であるか大家さんであるかはそれぞれの社員寮で異なります。また、入居者の定義も労働者なのか、それとも大家さんから部屋を借りている会社なのかといった定義も複雑です。社員寮に入居する前には、原状回復の義務が生じるかどうか、生じるなら誰が費用を請求されるのかをよく確認しておきましょう。

原状回復費用の相場

原状回復費用の相場は、原状回復の内容によって異なります。床材の交換だけであれば、1㎡あたり10,000円~15,000円程度。クロスの交換なら1㎡あたり1,000円~1,500円程度。壁や天井ボードの交換が必要になった場合には、30,000円~60,000円程度かかるため要注意。

間取りによって大きく差も開きますが、総額で30,000~50,000円程度は見積もっておくとよいでしょう。

原状回復リスクが高まるもの

原状回復といっても、建物の経年劣化や損耗などでは原状回復の義務を負うリスクは低いとされています。実際に原状回復費用を請求されるのは、入居者が部屋を大切に扱わなかったとされる、以下のようなケースです。

喫煙

原状回復関連でよく挙げられるトラブルが、室内で喫煙を続けたことによるクロスの変色です。タバコを吸い続けた結果、クロスの耐用年数よりも短い期間で張り替えが必要になった場合は、コストを請求されることがあります。喫煙ではクロスの張り替えだけではなく、ヤニなどの悪臭でも原状回復のリスクが高まります。

ペット

多くの社員寮ではペットの持ち込みは禁止とされています。ペットがいると部屋に悪臭がついたり、建物が汚されたりといったリスクがあるからです。もし内緒でペットを持ち込んだ場合にも、原状回復のリスクが発生します。

危険物の持ち込み

社員寮を含め多くの建物では、燃えやすい固形アルコールやガソリン、エタノール、一酸化炭素などの危険物は持ち込み禁止とされています。消防法でも定義されていますし、万が一持ち込んだ場合には原状回復のリスクが高まります。