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コンクリート技師・診断士とは?

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そもそもどんな資格なのか

コンクリート技師・主任技師の資格とは

コンクリート技師とは、コンクリートの製造や施工はもちろん、コンクリートの試験や検査、管理など、コンクリートに関する業務全般を行う技術者であり、公益社団法人日本コンクリート工学会が管轄する資格の一つです。

コンクリート技師には「コンクリート技師」と「コンクリート主任技師」の二つの資格がありますが、このうち、コンクリート主任技師はコンクリート技師の上位資格に相当します。一般的に、コンクリート技師は実務を行い、コンクリート主任技師はコンクリートの管理に加え、コンクリート技師への指示や指導を行います。

コンクリート技師・主任技師資格を取得することで、資格手当が貰えるようになることはもちろん、コンクリート主任技師資格の場合には、建築現場に加えてコンクリートを使用する建造物の設計図の確認といった仕事に携わることができるようになります。

コンクリート診断士の資格とは

コンクリート技師が建築物の材料としてのコンクリートに関する業務を行うのに対し、コンクリート診断士はコンクリートで出来た建造物の診断や管理、劣化の予測やその対策を行う技術者です。コンクリート技師と同様、公益社団法人日本コンクリート工学会が管轄する資格の一つです。

一定の築年数を経過したコンクリート建築物の数が多くなり、補修工事の需要が増えてきているということもあり、非常に市場価値の高い資格であると言えます。

コンクリート技師・診断士の取得までの流れ

コンクリート技師・診断士になるための資格試験には、それぞれ次のような受験要件があります。

コンクリート技師

受験資格

1.次のうちいずれかの資格を所有していること。

2.次のうちいずれかの学歴(コンクリート技術に関する科目を履修し卒業)・実務経験を有している者

コンクリート主任技師

受験資格

1.次のうちいずれかの資格を所有していること。

2.次のうちいずれかの学歴(コンクリート技術に関する科目を履修し卒業)・実務経験を有している者

※(pdf)参照元:公益社団法人日本コンクリート工学会公式HP(https://www.jci-net.or.jp/j/exam/gishi/pdf/gishi_2022_20220601.pdf

コンクリート診断士

受験資格

1.次のうちいずれかの資格を所有していること。

2.次のうちいずれかの学歴(コンクリート技術に関する科目を履修し卒業)・実務経験を有している者

なお、コンクリート診断士の場合、試験を受ける前に約9時間のEラーニングを受けることが義務付けられています。

※(pdf)参照元:公益社団法人日本コンクリート工学会公式HP(https://www.jci-net.or.jp/j/exam/shindan/pdf/shindan_announcement_20221108_a.pdf

コンクリート技師・診断士の難易度・合格率

年によって差があるものの、コンクリート技師の資格試験の合格率は約30%、コンクリート診断士の資格試験の合格率は約15%となっています。

コンクリート技師・診断士ともに試験の難易度はかなり高く、しっかりと対策をしないと合格は難しいと言えるでしょう。

コンクリート技師・診断士取得にかかる費用

コンクリート技師

※(pdf)参照元:公益社団法人日本コンクリート工学会公式HP(https://www.jci-net.or.jp/j/exam/gishi/pdf/gishi_2022_20220601.pdf

コンクリート診断士

※(pdf)参照元:公益社団法人日本コンクリート工学会公式HP(https://www.jci-net.or.jp/j/exam/shindan/pdf/shindan_announcement_20221108_a.pdf

資格のサポート体制がある建設会社で働くのがおすすめ

コンクリート技師・診断士の資格を取得することで、建築業界はもちろん、様々な業種で活躍できるようになります。とはいえ、コンクリート技師・診断士は、メリットが大きい分だけ取得難易度が高い資格でもあります。

一部の企業では、コンクリート技師・診断士の取得を考えている社員向けの支援制度を充実させており、実務経験を重ねつつ資格試験対策を行うことが出来ます。コンクリート技師・診断士を取得したいという場合には、そうした企業への転職を考えてみても良いでしょう。