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工場や土木作業などの職業は、住み込みで寮で生活しながら働くことも少なくありません。寮選びで欠かせないポイントを見ていきましょう。
寮選びの大きなポイントの一つが、寮費や寮の設備を利用するのにかかる費用のことです。寮費としての純粋な費用をはじめ、水道光熱費をどの程度負担するのか、支払う寮費に対してどれだけのサポートが得られるのかといった点に注目して下さい。例えばネット環境や食堂の利用などが全て寮費に含まれている寮もあれば、食費の支給がない寮もあります。寮費の相場は1~2万円程度とされていますが、中には寮費無料とする求人もありますから、給料から寮費としてどのくらいが天引きされるのかよくチェックしておきましょう。
住み込みで働くなら、寮が生活の大部分を占めることになります。自分に割り当てられる部屋がどんな風か、寮内に用意されている施設についてよくチェックしましょう。必ず個部屋が割り当てられるわけではなく、2~3人で過ごす相部屋タイプなどもあります。また、マンションやアパートのようにトイレやお風呂が個室内にある寮もあれば、浴室を共用スペースとして使う寮もあります。プライバシーをしっかり確保できないとストレスが溜まりますから、どこが共用となるのか、どこがならないのか設備についてしっかりチェックしましょう。部屋の広さや窓の向き、清潔感などにも注目です。
寮の周辺はどんな様子か、しっかり確認しましょう。寮付きの求人は会社に近くても、周辺の便利な施設から離れていてアクセスが悪いということもあります。コンビニやスーパー、病院、娯楽施設、駅・バス停などの交通機関までの距離などをしっかり調べておくよいでしょう。特にコンビニやスーパーが離れていると、寮で生活するのに不便な思いをすることが多いです。徒歩圏内にどんな施設があるか調べておくと、寮生活が始まっても困ることは少なくなります。
寮によって様々な規則、入寮の条件などがあります。例えば最低半年以上の就業を入寮の必須条件として設けていることもあるため、入寮条件についてよく確認しましょう。また、寮で生活を送るにあたって、家電の使用に制限があったり、友人などを部屋に招くことを禁止していたりすることもあります。寮の規則が自分のライフスタイルに影響するかどうか、事前に確認しておくと安心です。寮の規則を守らないと、寮で一緒に生活する他の社員とトラブルに発展することにもなるからです。